このように"心〞の部分を大切にしながら活動を続ける大宮さん。最後にご自身のこれからの取り組みについてお話いただきました。「以前、看護師として務めていた病院で、10代の女の子がお父さんから生体肝移植を受けることになり、それに関わったのが移植に関心を持ったきっかけでした。手術は他院で行われたのですが、彼女をサポートするためにたくさんのスタッフが協力して動いている姿に感動を覚えました。その時の思いが、今の私のスタートになってます。そしてこれからも多くの人に移植医療の意義を広め、ドナーとその家族、そしてレシピエント(移植者)のそれぞれの意思を理解し合える社会になるよう携わっていきたいです。」移植コーディネーターとして大切にしているもの、それは“心”です。新しい臓器移植法の施行に向け、さらに重要度を増す移植コーディネーター。今回は社団法人 本臓器移植ネットワーク東日本支部で主席コーディネーターを務める大宮かおりさんにお話をうかがい、ネットワークの活動と大宮さんご自身の移植医療に対する思いをお聞きしました。
【大宮かおりさんプロフィール】
集中治療部で勤務していた頃、移植を必要とする患者さんと多く接し、また実際移植を受けて元気になった患者さんと関わり、移植の必要性や可能性を強く感じたことが移植医療に関心を持ったきっかけとなった。
現在は、
日本臓器移植ネットワーク東日本支部(北海道・東北・関東甲信越地域)の
移植コーディネーターとして臓器提供のコーディネート業務に携わっている。