臓器提供Q&A
記入した臓器提供意思表示カードはどうすればよいのですか?
どこかに登録する必要はありますか?
記入した臓器提供意思表示カードは財布や定期入れなどに入れて、常に携帯してください。
そして、ご家族にその旨をお伝えください。また、臓器提供に関する意思登録も(社)日本臓器移植ネットワークのホームページから行うことができます。

PCからの  携帯からは

未成年ですが、臓器提供の意思表示はできますか?
未成年の方でも15歳以上であればできます。

カードを持つ時、事前に何らかの検査は必要ですか?
カードを所持する時点での検査は必要ありません。意思を記入し、携帯するだけです。

臓器提供意思表示カードを持っていることで、治療が変わることはありませんか?
また、臓器提供にかかる費用について負担はありませんか?
救急医療は、あなたの命を救うことを第一に考えて行われます。
また、臓器提供者(ドナー)側には、提供のための費用は一切かかりません。
また、善意による提供なので報酬もありません。

臓器を提供することによって、葬儀の費用や謝礼が出るのですか。
臓器提供はあくまでも善意に基づくもので、無償の提供となり、葬儀の費用や謝礼は出ません。

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臓器提供意思表示カードを持っていない場合、臓器の提供はできないのですか?
以前よりご家族の書面による承諾があれば、心臓が停止した死後に、腎臓、眼球、組織(皮膚、血管、心臓弁、骨など)の提供をすることはできましたが、2010年7月17日からは改正臓器移植法が施行され、本人の生前の意思表示がなくても家族の承諾による脳死下移植が可能になりました。またこの場合、提供できる年齢の下限はありません。

臓器提供意思表示カードはどこで配布していますか?
お近くの保健所、市役所、郵便局、警察署、運転免許センターの窓口や、一部のコンビニエンスストア、病院の受付などに設置しています。また、自動車運転免許証や健康保険証に自分の意思を表示するシールもありますが、運転免許センターや保険証の更新時に入手できます。
詳しくはこちら

脳死下と心停止後の臓器提供の違いを教えてください。
脳死とは、呼吸や血圧を調節している脳幹を含めて脳全体の機能が失われ、二度と回復しない状態をいいます。脳機能を喪失しても人工呼吸器や昇圧剤によって、心臓の拍動を一時的に維持し続けることが可能になりましたが、このような治療を継続していても(多くは数日後には)心臓は停止してしまいます。全死亡者のうち、脳死になるのは1%未満です。
脳死からの臓器提供は、2回の法的脳死判定により死亡が確認された後、病室でご家族にお別れをしていただき、手術室での摘出となります。脳死が確認され、摘出手術までの間は心臓が動いている状態です。心停止後の提供は、心臓が停止して病室で医師から死亡を告げられてから手術室での摘出となります。しかし、腎臓・膵臓の提供の場合、心臓が停止して時間が経過すると、各臓器への血流が途絶えて急速に機能が衰え、移植しても臓器が機能しない場合があります。そのため、皆様方の提供意思を生かし、より良い状態でご提供いただくためには、心停止する前から準備を行う必要があります。

臓器提供の意思を表示したいのですが、どうすればよいのですか?
まず、死後に臓器を提供することをご自身で臓器提供意思表示カードにご記入下さい。
臓器提供意思表示カードへの記入に当たっては、該当する番号を○で囲んでください。提供しない臓器には×と記入し、表記されている臓器以外に皮膚、心臓弁、血管、骨などの組織を提供する場合、特記欄に具体的にご記入下さい。提供できるところを全て提供したいという事であれば「すべて」とご記入下さい。

家族署名は必要ですか。
必ずしも家族の署名は必要ありませんが、臓器提供を望んでいるということを家族に伝える事が重要です。臓器提供の意思があることや、臓器提供意思表示カードを持っていることを家族が知らなかった場合、意思が生かされない可能性があります。お亡くなりになって、葬儀が終わってからカードが発見されても臓器提供はできません。実際の提供時に移植コーディネターからご家族に詳細な説明をさせていただいた後に、家族の皆様の意思を確認させていただきます。

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家族と一緒に住んでいないのですが…。
臓器提供意思表示カードには家族の署名がなくても有効です。なるべく家族に自分の臓器提供に関する意思と、臓器提供意思表示カードを持っていることを伝えておいて下さい。

臓器提供に年齢制限はあるのでしょうか。高齢でも提供できますか。
15歳以上であれば年齢に関係なく、どなたでも臓器提供意思表示カードを記入していただくことができます。
臓器を提供する場合、おおよそ心臓50歳以下、肺70歳以下、腎臓70歳以下、膵臓は60歳以下、小腸60歳以下が望ましいとされています。肝臓に関しては、年齢制限はありません。
しかし、この年齢を超えた方でも、医学的に移植可能と判断された場合にはご提供いただくことができます。

臓器提供意思表示カードを持つ時、検査は必要ですか。
臓器提供意思表示カードを所持する時点での検査は必要ありません。

病気にかかっており、服薬しているのですが、臓器提供はできるのでしょうか。
実際に臓器提供の申し出をいただいた時点で、ご家族からお話を聞いたり、様々な検査を行い、提供ができるかどうか医学的な判断をいたします。
臓器提供意思表示カードには、過去・現在の健康状態に関らず、ご自身の意思をご記入下さい。

ドナー登録はできますか。
腎臓や角膜骨髄の提供に関してはドナー登録ができます。
腎臓提供に関しては「北海道腎臓バンクTEL:011-261-2033」へ、
角膜提供は「北海道アイバンク TEL:011-611-1189」へお問い合わせ下さい。
また、骨髄移植に関するお問い合わせは「北海道骨髄バンク推進協会 TEL:011-846-1730」へ、さい帯血はドナー登録の制度はありません。さい帯血提供に関するお問い合わせは「北海道さい帯血バンク TEL:011-613-8765」、献血に関するお問い合わせは「北海道赤十字血液センター TEL:011-613-8335」へご連絡下さい。

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腎臓、角膜の登録カードを持っているので、
臓器提供意思表示カードの腎臓と角膜の項目は× を入れてもよいのでしょうか。
腎臓、角膜の登録カードを持っていても、×はつけないで下さい。
×をつけると提供の意思はないものとみなされますので、臓器提供意思表示カードには○をつけてください。

以前に腎臓と角膜の登録をしました。
臓器提供意思表示カードを持ったら、その登録は取り消した方がいいのでしょうか。
そのままにしておいて下さって結構です。腎臓バンクやアイバンクは日本臓器移植ネットワークと協力し合って活動しています。

どこの病院でも臓器提供できるのですか。
心停止後の提供であれば、多くの病院で提供できます。
脳死での提供は当面の間、大学病院、日本救急医学会指導医指定施設、日本脳神経学会の定める専門医訓練施設A項、救命救急センターの全国約400施設に限られています。
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臓器摘出の手術にはどれくらいの時間がかかるのですか。遺体はどのような状態になるのですか。
提供いただく臓器の種類によって異なりますが、おおむね4~6時間です。傷は外からは見えないように覆い、お身体をきれいにして、摘出手術の前と同じように見えるようにいたします。

臓器移植のことは理解しましたが、私は臓器を提供したくないのですが。
臓器提供意思表示カードの3.に○印をつけてください。臓器提供はご本人の意思が尊重され、臓器提供意思表示カードには臓器を提供しない旨の表示ができます。3.に○印がつけられている場合の臓器摘出は法的に禁じられ、絶対にできません。

臓器移植についてもっと詳しいことを知りたいのですが。
(社)日本臓器移植ネットワーク(TEL:0120-78-1069)にお問い合わせ下さい。日本臓器移植ネットワークは公平・公正な臓器移植のためのあっせんや普及啓発を行う組織です。あなたの臓器提供に関するご質問にお答えします。

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