イベントレポートVol15
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横内龍三理事長(北洋銀行頭取)の挨拶にはじまり、“四番街まつり”(2009年7月)と連動したイベントでの臓器提供意思表示カードの配布や相談コーナーの展開、HBCの特別番組「命をつなぐ2009~臓器移植を考える~」(2009年10月)などのテレビ放映を中心とした啓蒙活動等、H21年度の事業内容及び収支決算が報告されました。また22年度の事業計画として「北海道移植者協議会」等の患者団体やボランティアとの連携によるPR活動、オリジナル意志表示カードの作成といった諸活動の方向性が示されました。


席上 藤堂 省 とうどう さとる 副理事(北海道大学大学院医学研究科消化器外科・一般外科学分野教授)からは、ドナーやその家族が臓器を提供したことでうける精神的・経済的・社会的問題から、患者・家族への精神的ケアが急務であり、その長期的サポート体制の構築に力をいれていきたいとの表明がありました。さらに道北・道東地区の移植医療推進の為、旭川医科大学に本年1月より就任した古川博之教授を中心とした旭川支部の設置についても言及されました。

改正臓器移植法の施行を前に多くのマスコミ関係者が取材に訪れた中、嶋村 剛先生(北海道大学病院臓器移植医療部准教授)から「道内の活動の実際」と題して、協力施設へのアンケートから臓器移植がなかなか普及しない理由の考察及びそれをふまえた今後の活動方針の報告がなされました。
鹿野 恒 かのひとし 先生(市立札幌病院 救命救急センター 副医長)は、告知・臓器提供の意思確認・エンゼルメイクといった救急医療現場においての終末期医療の在り方を「看取りの時間の重要性」と題して講演し、参加者は臓器移植における医師と患者の信頼関係の大切さを再認識した様子でした。

今回の総会・理事会は市民の関心も高まる中、今後の移植医療推進にむけて、各方面での更なる取り組みが必要不可欠であるとの認識が深まった会となりました。

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